流星群

言葉にならない夜は貴方が上手に伝えて
絡み付いた生温いだけの蔦を幻想だと伝えて
心を与えて
貴方の手作りでいい
泣く場所が在るのなら星など見えなくていい



呼ぶ声はいつだって悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私をこんなにも証明するだけ
でも必要として
貴方が触れない私なら無いのと同じだから



曖昧なだけの日々も何処まで私を孤独に
褪せる時はこれ以上望むものなど無い位に繋いで
想いを称えて
微かな振動でさえ
私には目の前で溢れるものへと響く



奇跡など一瞬でこの肌を見捨てるだけ
こんなにも無力な私をこんなにも覚えて行くだけ
でも必要として
貴方に触れない私なら無いのと同じだから



数え切れない意味を遮っている
けれど美しいかどうかもわからないこの場所で
今でも
呼ぶ声はいつだって悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私をこんなにも証明するだけ
でも必要として
貴方が触れない私なら無いのと同じだから




(作詞:鬼束ちひろ。歌:鬼束ちひろ。)
悲しみをつきつけられたとしても、必要としてほしい・・・・。
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